メガネのつぶやき Ver.馬

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20/5/24 オークス予想

 週中は日照時間ゼロが続きましたが、今日は晴天。雨中の桜花賞とは真逆の馬場になり、さぁどの馬が台頭してくるでしょうか。

 

東京11R 優駿牝馬(G1)

 ◎ 04.デアリングタクト

 〇 02.クラヴァシュドール

 ▲ 11.リリーピュアハート

 △ 13.ウーマンズハート

 × 15.チェーンオブラブ

 

 馬券 3連単 ◎⇒〇▲⇒〇▲△

 ◎は迷わずデアリングタクト。改めて見返すと、新馬戦も十分にインパクトのあるレースでしたが、エルフィンSで一気に周りの評価を上げ、桜花賞では不良馬場をもろともせず最後まで脚を伸ばして戴冠。いずれも上がり最速の脚を使っていますし、多少流れがタフになっても問題ないことは前走で証明済み。血統面も、父エピファネイアですが産駒はマイル以上の根幹距離、軽い芝、距離延長が好走スポットで、今回はいずれも該当。

 馬場も、先週までの内・前にいないと全く競馬にならない…というほどではなく、負けるとすれば内枠で他馬の厳しいマークにあってスムーズにいかない、ぐらいでしょうけど、松山Jにはこの重圧をぜひ跳ね返してもらって、次代の主役候補に名乗りを上げてほしいなと。

 

 相手は、正直どういう取り方もできるというか、選択肢がかなり多いメンバー構成ですが、私は「父ハーツクライ」と「母父ノーザンダンサー系」に絞りました。

 〇クラヴァシュドールは父ハーツクライ×母父Giant's Causeway。桜花賞は3コーナーで不利があり、ポジションを押し上げらない厳しいレース展開でしたが、それでも直線は内を狙って最後まで脚を伸ばして4着。地力のある所は見せました。今回は東京替わりになりますが、サウジアラビアRCではサリオスと同じ上がりの脚を使って食い下がっていて、本質は「軽い芝の上がり勝負」の可能性あり。こちらは馬込みを気にするタイプではありませんし、デムーロJのG1での勝負強さは依然健在。有力な2着候補でしょう。

 で、1つ飛んでの2頭も父ハーツクライ。△ウーマンズハートは母父Shamardamで母父ノーザンダンサー系も該当。ここ3走は阪神で力を出せておらず、前走は本命にしたんですが、終わってみれば重馬場に完全に泣いた1戦。去年のNHKマイルCでケイデンスコールが14人気2着と大激走しましたが、ケイデンスコールは新潟2歳Sを高速上がりで勝利し、それ以来の左回り。で、ウーマンズハートも新潟2歳Sで32秒台の上がりを使って勝利し、それ以来の左回り。3着候補なら狙ってみても損はないかと。

 ×チェーンオブラブは母父Street Cry、母母父Puipitとノーザンダンサー以外の米国ダート名血牝系(父オルフェーヴルの兄トゥルボーは完全にダート馬)。こちらもフェアリーSでスマイルカナの2着が目立ちますが、デビューから3走続けて左回りを走り、東京の2走はともに上がり33秒台。軽い芝に舞台が変わるのはプラスでしょうし、無欲の石橋Jは大仕事やってくれる存在。距離に対応できたとすれば、ひょっとしても。

 ただ、さすがに8頭いるディープインパクト産駒が1頭も来ないとは思えず。世間的な評価はデゼルに集まっていますが、私は消し。その要因はレーンJ。まあ、受け売りの部分もありますが、レーンJは内枠より外枠で買いたい騎手で、特に芝の1枠は[4-1-2-5]、平均人気2.6、平均着順4.3と印象悪し。また、芝のディープインパクト産駒も[6-1-4-8]、平均人気1.8、平均着順4.2とこれまた相性悪し(ちなみに、ハーツクライ産駒だと[5-2-1-5]、平均人気2.7、平均着順3.4)。地力の高さだけで突っ込んでくる可能性はありますが、人気とリスクのバランスからすれば妙味全くなし。なら、消しでしょう。

 じゃあどれを取るか?となって、見定めた結果▲リリーピュアハートにしました。母父Galileoで母父ノーザンダンサー系に該当。新馬戦は新潟で逃げ馬の粘りに屈しましたが上がり33秒台をマークし、2走前は同舞台となるゆりかもめ賞で快勝。前走忘れな草賞は距離短縮、重馬場、内回りいずれも向かなかった舞台で、3着もやむなし。福永Jも確実にオークスに出られるミヤマザクラなどではなく、抽選となるこの馬の騎乗にこだわった力の入れようで、無事抽選突破。今回人気馬や私が評価した馬は比較的中団~後方待機の馬になりましたが、この馬は去年のカレンブーケドールのような立ち回りができそうなタイプ。2着なら、十分に可能性あるでしょう。