メガネのつぶやき Ver.馬

「続々々・メガネのつぶやき」の中の人が、勝手気ままに競馬予想を書き散らすだけのブログでございます。

19/10/13 本日の予想

 台風は爪痕を残して北へ。皆様の周辺はいかがだったでしょうか?今回は川の氾濫が相次いでいるようで、まあ、自然災害は怖いもんです。

 

京都7R 3歳上1勝クラス(芝2200m)

 ◎ 03.フランクリン

 〇 11.パトリック

 ▲ 02.モイ

 △ 08.エレヴァルアスール

 △ 07.ショウリュウイクゾ

 △ 01.ココナッツスルー

 △ 09.ティグラーシャ

 

 馬券 3連単F ◎→〇▲→〇▲△

 推定1人気はティグラーシャ。ここ2走1勝クラスで連続2着。敗れた相手(エスポワール、シングフォーユー)はともに今日の秋華賞へ歩を進めた馬で、このクラスを勝ち上がる力は十分に持っていますが、父ディープインパクトで母系がTale of the Catファピアノ系のCahill Roadという切れ味配合。実際、キャリア4走で唯一掲示板外となった2走前は勝ち馬の上がりが36秒1かかる消耗戦で、今日も、昨日よりは乾くけれど重い馬場は継続する見立て。さらなる距離延長も未知数で、ひよって3着には押さえましたが、着外になっても驚きません。

 ◎フランクリンも父ディープインパクトですが、こちらは母系がブライアンズタイムトニービンにSadler's Wells。上がりのかかる消耗戦も他馬よりは歓迎でしょうし、兄のフランツも〇×のリズム(距離短縮で〇になることがほとんど)を刻んでいますが、フランクリンも新馬戦から×〇×。しかも、前走は距離延長の×で、今回は同距離。ここは勝ちきりを期待します。

 〇パトリックも好走できる上がりの脚には限界があるタイプで、今日想定される馬場は味方しそう。400mの距離延長になりますが、延長得意のワークフォース産駒なので問題ないでしょう。

 ▲モイは9戦目の前走で未勝利脱出。380キロ台の小さな馬ですが、上がり35秒台で足りるパワー馬場を好むタイプ。昇級初戦で距離延長は厳しい条件かもしれませんが、ドリームジャーニー産駒も延長を好みがちですし、今日の馬場なら面白いかと。

 △ではココナッツスルー。前走9人気2着と激走しましたが、スローの流れを強引にまくっていっての粘りは見ごたえあり。父ハーツクライで距離延長はこなせると思いますし、前走見せたスタミナが非根幹距離のパワー馬場で活かされるようなら、連続好走も。

 

 

京都12R 平城京S(ダ1800m) 

 ◎ 05.エムオーグリッタ

 〇 08.クイックファイア

 ▲ 09.メイショウエイコウ

 △ 06.コマビショウ

 △ 01.カレンカカ

 △ 04.メイショウタチマチ

 △ 03.レッドフレイ

 ? 07.グレートタイム

 

 馬券 3連複2頭軸 ◎ー〇ー▲△

           ◎ー▲-〇△

 推定1人気はグレートタイム。デビューから3人気以下がない人気馬で、ジャパンダートダービーでもルヴァンスレーヴ、オメガパフュームの2頭に食らいつくなど力のある所は見せていますが、ここ2走はともに1人気6着。レパードSはほぼ最後方からになってしまったので仕方ないところもありましたが、前走も、やや前残りの展開だったとはいえ中団から伸び脚は今一つ。今回も長期休み明けになりますし、まだ立て直せていない可能性もあるので、ここは嫌ってみます。

 ◎エムオーグリッタは関東馬になりますが、2走前に同舞台で良馬場ながら1分51秒4という好時計で快勝。前走も約4か月ぶりの昇級初戦としては悪くない走りでしたし、過去「前走中15週以上で一叩き→次走で勝利」が2度もある叩き良化型。馬券は少し保険をかけて3連複にしますが、気持ち的には単勝3連単の頭で買いたいところです。

 〇クイックファイアは旧500万下、1000万下ともに「クラス初戦着外→クラス2戦目2着→クラス3戦目1着」という勝ち上がり。で、前走はクラス初戦できっちり?4着。ここはしっかりと前進してくれるはず。

 ▲メイショウエイコウは過去中2週のローテで[4-4-2-2]。また、前走中10週以上の休み明けからの叩き2戦目も[1-1-1-0]。このクラスで複数好走がありますし、額面通り上積みがあれば。

 △では京都に戻るカレンカカと、時計勝負なら引けを取らないメイショウタチマチに期待。一方、コマビショウは距離短縮が一抹の不安(クラスが上がってからは延長寄りの戦績)で、レッドフレイは今年結果が出ていない木村厩舎の関西遠征と、人気ほどの信頼は置いていません。

 

 

京都11R 秋華賞(GⅠ)

 ◎ 17.エスポワール

 〇 05.クロノジェネシス

 ▲ 13.サトノダムゼル

 ☆ 09.シャドウディーヴァ

 △ 15.コントラチェック

 

 馬券 3連複1頭軸 ◎-〇▲☆△

    3連単F ◎→〇▲→〇▲☆

 まず、5頭出走しているディープインパクト産駒。過去5年で5頭が馬券に絡んでいて、14~16年は3連覇。ただし、重めの馬場で行われたここ2年はパワーのある種牡馬の名前が並んでいて、昨年2、3着のディープインパクト産駒は母父が欧州型ノーザンダンサー系。さて、今年の5頭。内から母父を見てみると…

ダノンファンタジー:Not for Sale(米国型ナスルーラ系)

レンブーケドール:Scat Daddy(米国型ノーザンダンサー系)

シェーングランツ:Monsun(欧州型その他)

サトノダムゼル:Acatenango(欧州型その他)

コントラチェック:Halling(欧州型ミスプロ系)

 という状況。さらに、ダノンファンタジーは早い時計が向くアルゼンチン牝系で、カレンブーケドールの母母父もGone Westの血を継ぐSeeker's Rewardとスピード型。ならば、ダノンとカレンは思い切ってバッサリ消してみます。今日、思ったより乾いたりとか、内有利になったら諦めの一手。

 で、本命はエスポワール。アドミラブルの下となり、デビューから期待されていましたが春のクラシックには乗れず。それでもこの夏に条件戦を連勝し、前走は渋った馬場の中で古馬を相手にしない快勝劇。それもそのはず、父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエス×母母父トニービン×母母母父Sadler's Wells…って、実は京都7Rの◎フランクリンとはおい・めいの間柄なんです(ともに祖母がグレースアドマイヤで、母は全姉妹同士)。頼む、どっちか来てくれ!と祈るばかりですが、こちらは斤量3キロ増が堪えなければ、3連勝で突き抜けて最後の一冠を持っていっても驚きません。

 〇クロノジェネシスはあと一歩GⅠに手が届きませんが、バゴ産駒のこの馬にとって、今日の重ためな馬場はそれほどパフォーマンスに影響を及ぼさないか、むしろ上げる可能性もあるかなと。

 ▲サトノダムゼルはデビューが今年の6月と相当遅れましたが、ポンポンポンと3連勝。うち2走は重馬場で、前走はどスローでしたが終いの脚色は悪くありませんでした。母母父Dancing Braveで距離延長は正直嫌な材料ですが、それでも上昇中のディープインパクト産駒はベタに信頼していいシチュエーション。

 ☆シャドウディーヴァは父ハーツクライ×母父Dansiliのスタミナ血統。オークスはキレ負け、前走は距離短縮で走らなかったと見れば、今回は距離延長かつキレいらずの馬場。ガラリ一変があっても。

 △コントラチェックはオークス以来のレースになりますが、気分良く走りたいタイプなので、フレッシュなのはむしろ歓迎。玉砕覚悟の他馬がいなければ逃げるはずで、後ろになし崩しに脚を使わせるレースをルメールJができれば粘り込みがあっても。