メガネのつぶやき Ver.馬

「続々々・メガネのつぶやき」の中の人が、勝手気ままに競馬予想を書き散らすだけのブログでございます。

20/5/10 本日の予想

 昨日も完敗。いや、本当に完敗。それでもめげずに、予想だけは説得力持たせられるように頑張りたい~。

 

京都4R 3歳未勝利(芝1800m)

 ◎ 02.アージオン

 〇 13.ラヴユーライヴ

 ▲ 03.ダーヌビウス

 △ 09.ノーブルプリンセス

 ? 11.ダンツイノーバ

 ? 06.グラニータ

 

 馬券 3連単 ◎〇→◎〇▲△→◎〇▲△

 このレース、まずは上位人気のうち2頭に疑問符を。

 まず、推定1人気のダンツイノーバ。前走ダ1400m→芝1800mの条件大幅変更で9着→2着と着順も大幅アップ。ただ、その前走は重馬場で、1、2着が行った行った。また、この日の馬場は米国の血が穴っぽいバイアスで、父メイショウボーラーのこの馬にとってはおあつらえ向きだった一方、昨日の京都芝は父米国型が1頭も馬券にならず、逃げ馬もすべて馬券圏外と、一転してこの馬には厳しい馬場状態。人気で買いたい要素がないので、ここは消しで。

 続いて、推定4人気のグラニータ。前走京都芝2000mで1人気7着。前残りの中、まくっていった手がハマらなかったレースではありましたが、最後はちょっと甘くなってしまいました。で、この馬は父エピファネイアで、今回は距離短縮・非根幹距離の1800mになりますが、エピファネイア産駒の買いどころは「距離延長、芝マイル以上の根幹距離、上がりの速い広いコース」とほぼ真逆。パフォーマンスを上げる要素は少ないと見て、こちらも消しました。

 で、◎はアージオン。新馬戦から2、3、2着と馬券圏内も、近2走は4、5着。ここは一息入れられての仕切り直しになり、距離もこれまでのマイルから1800mに1ハロン延びますが、母インナーアージは未勝利勝ち以外の馬券圏内はすべて1800mで、祖母ミュージカルウェイの仔も(インナーアージ含め)軒並み走ったのは1800m以上。アージオンは父ロードカナロアですが、ロードカナロアは牝系の特徴をうまく引き出すタイプの種牡馬で、この距離延長は間違いなくプラス。ここは巻き返しての勝ち負けを期待。

 〇ラヴユーライヴは前走4/18が初出走で3人気5着でしたが、スタート遅れるわ、二の脚で追いつくもそこで少し行きたがるわ、なだめている間に集団のペースがあがってまたついていけないわと、チグハグなレースだったことを考えれば、よく5着に走ったとも言える内容。父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミーという超良血で、一叩きされてレース慣れがあれば、普通に前走より前進するかと。

 ▲ダーヌビウスも年明けデビュー。アドマイヤビルゴが勝ったレースでしたが、こちらも父キングカメハメハ×母父ドナウブルーの良血。しかし、5人気止まりということは調教での動きがまだまだだったと推測でき、実際レースもピリッとしたところがない内容。◎同様、一息入れられての仕切り直しになり、今回も推定人気低めでまだ成長途上な雰囲気ですが、兄イシュトヴァーンの未勝利勝ちは5月。そろそろ目覚めても。

 これら、ノーザンファーム生産の良血馬に食い込みあるなら△ノーブルプリンセス。父ルーラーシップ×母父ダンスインザダークよろしく、前走は1400m→1800mの距離延長で12人気4着とパフォーマンスアップ。良馬場がダメだとは思いませんし、昨日の欧州風味の馬場状態が続くなら、さらに前進があっても。

 

 

東京11R NHKマイルC(GⅠ)

 ◎ 03.レシステンシア

 〇 06.ギルデットミラー

 ▲ 08.サクセッション

 

 馬券 馬連3連単BOX ◎〇▲

 昨日の東京芝は、差し・追い込みが全く届かないわけではないものの、明らかに先行有利。また、枠順も内が有利で、血統も京都とは違って米国の血が利いていて、中距離的な末脚より(米国的な)持続力が有利に出そうなバイアスと決め打ちしました。

 ◎レシステンシアは父ダイワメジャー×母父Lizard Island(デインヒルの系統)。もし、馬場が近2年と同じ中距離的な末脚を要求されるものになっていれば危ない一頭と見ていましたが、この馬場状態で内枠なら、素直に信頼。逃げるか番手かは他馬の作戦次第ですが、どちらでも競馬はできますし、変な話、ルメールJは折り合いだけに気を遣って、馬を気分良く走らせさえすればいいだけのレースなのかなとも。一抹の不安は、前走あれだけの重馬場で好走しての中4週で、疲れが取れているか。凡走するなら、ここが要因になるのかなと。

 〇ギルデットミラー。2走前に1400mで2勝目を挙げ、前走アーリントンC2着でここへ。父オルフェーヴルで、前走は距離延長を嫌って評価を下げたんですが、外枠で前に馬を置けず、道中やや引っかかりながらも直線で最後まで脚を伸ばしたレース内容は評価していいですし、今回は同距離で前走と似たようなペースになれば、慣れも見込める状況。血統も母父Tiznow×母母父Seeking The Gold×母母母父Danzigと速くて持続力のある血が重なり、今週の馬場は味方してくれるかなと。

 ▲サクセッション。マイルで4戦3勝と勝ちを重ねたあと、前走はスプリングSに挑みましたが、一息伸びず3着まで。その結果を受けて皐月賞ではなくこちらを選びましたが、(米国的な)持続力が問われるとはいえ、そもそもNHKマイルCは前走1400mよりは1800mを評価したいレースではあり、ローテーションは〇。マイルを1分33秒台前半で勝っている経験もいいですし、母父Diktatはギルデットミラーの母父Tiznowと同じマッチェム系。その先が欧州の血になるので評価は一つ下げましたが、横山典Jが後方ポツンを選択しなければ、持続力の伸び合いで伸びてきてくれるかなと。